養育費の基礎知識

公正証書とは?公正証書の作成手順の紹介

マーコ

1男2女のこどもたちとドタバタしながら楽しく過ごしている、ど天然シングルマザー。趣味は映画鑑賞。同じ悩みをもつママ友のタメになる情報をお伝えできるように頑張ります!

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

公正証書とは

公正証書とは、公証人が作成し、署名押印して公証することで、その内容が証明力を持つ書類のことです。

公証人は、国が任命した公的な職務を持つ者で、当事者の意思を確認しその内容を正確に記録し、公正な証明を行うことが役割です。公証人は、法律の専門家ではありませんが、法的な効力を持つ書類を作成することができます。

公正証書は、契約書や譲渡証明書などの書類に比べ、証明力が高く、紛争解決のための証拠としても重要な役割を果たします。

以下は、公正証書の作成手順と必要な書類・情報についての概要です。

【公正証書の作成手順】

公証人に相談

まず、公正証書を作成する前に、公証人に相談することが重要です。公証人は、公正証書を作成するための手順や必要な書類、手数料などについて説明してくれます。

合意書の作成

次に、当事者同士で合意書を作成します。合意書は、公正証書に含まれる事項を明確にするためのものであり、公正証書の作成に必要な情報を記載します。

公証人に申請

合意書の作成後、公証人に申請して公正証書を作成してもらいます。公証人は、書類内容や手順に問題がないかを確認し、当事者に必要事項を説明してから公正証書を作成します。

確認と署名・捺印

公正証書が作成されたら、当事者は内容を確認し、公証人が立ち会って署名・捺印をします。

登録手続き

公正証書が作成されたら、必要に応じて、役所や金融機関などに提出して登録手続きを行います。

必要な書類・情報

公正証書を作成するために必要な書類や情報は、以下の通りです。

  • 当事者の身分証明書(パスポート、運転免許証など)
  • 合意書(公正証書に含まれる内容を記載したもの)
  • 登録に必要な書類(例:不動産登記簿謄本、住民票など)

注意点

公正証書を作成するには、公証人に手数料が必要です。また、公正証書に含まれる内容によっては、弁護士や司法書士に相談することが必要な場合もあります。作成手続きや必要書類については、公証人に相談するか、事前に役所や関係機関に問い合わせることが重要です。

また、公正証書は、当事者同士の合意に基づいて作成されるため、内容に誤りがあった場合や後から変更したい場合は、再度公証人に相談して訂正や追記を行う必要があります。

公正証書は、離婚や相続、不動産売買などの取引において重要な役割を果たす書類であり、内容に不備があるとトラブルの原因になることもあります。そのため、公正証書を作成する際には、公証人の指導に従い、正確かつ明確な内容を記載することが大切です。

  • この記事を書いた人

マーコ

1男2女のこどもたちとドタバタしながら楽しく過ごしている、ど天然シングルマザー。趣味は映画鑑賞。同じ悩みをもつママ友のタメになる情報をお伝えできるように頑張ります!

-養育費の基礎知識
-, , ,